第一回 Pythonプログラミング 入力と演算
さて、2投稿目はプログラミングの授業です。
私は現在24歳ですが、プログラミングは15歳のころからやっているので、年齢の割に経験年数は長めです。
そのため、使用できる言語も幅広いです。
C, Java, Python, Ruby, php, HTML
このブログでは、初級レベルからデータサイエンスといった上級まで取り扱いますので、Pythonを主に使用します。
では、早速始めましょう。
今日のお題は、
入力と演算!
入力とは、コンピュータに数値や文字列を入力すること。
演算とは、四則演算のことです。
これらの両者を取り入れた題材として、レジを取り上げたいと思います。
レジにはこんな機能があります。
1 商品を読み込む(バーコードを読む)
2 合計金額の計算
3 預かり金の差分であるお釣りの計算
他にもいろいろありますが、とりあえず大雑把にこんなところでしょう。
今回実装するのは、上の3つの機能のうち、1 と 2 です。
では、早速ソースを見てみましょう。
では、一行ずつ解説します。
import sys
こちらは、入力に必要なモジュールを読み込むための記述です。今はおまじないと思って大丈夫です。
item_List = ・・・・
これは、お店の商品名と価格をひも付けた辞書になります。
構文は
辞書名 = { キー1 : 値1, キー2 : 値2 }
です。
辞書名[キー]と書くと、
キーに対応する値を取り出します。
print()
文字や数値をコンピュータ上に表示する関数です。
かっこの中に数字や文字列、また変数を記述するとその内容を表示します。
¥nは改行を意味します。
※ちなみにほとんどの言語では、文字列を出力する際、ダブルクォーテーションで囲みます。数値や変数はそのままでもOK!
変数とは、文字や数列を代入する容器のようなものです。ここでは、buy1とbuy2がそれに当たります。
input()
かっこ内の内容を表示し、キーボード入力を受け付けます。
このソースでは、入力された値をbuy1とbuy2に格納しています。
sum_price = ・・・
2つの果物の合計金額を計算します。
inputで入力された2つの果物の名前を使い、item_Listから金額を調べ、2つの果物の値段の合計値を計算します。
演算子は下の通りです。
+ 足し算
ー 引き算
* 掛け算
/ 割り算
% 割り算の剰余
** べき乗
最後のprintは、合計金額sum_priceを出力しています。
print("文字列%dもじれつ" % sum_price)
文字列中の%dにsum_priceを埋め込み出力します。
結果は次の通りです。
まず、1つ目にりんごを入力します。
次はみかんですね。
すると、2つの合計金額を自動で計算してくれます。
これで、あなたも簡単なレジの機能を作れるようになりました!
次回から、このレジの機能を拡張しながらプログラミングについて学んでいきます。
それでは、
bye!!!